意識の葬列/蝶番 灯
 
僕はきっと 要らない 等あなたには直接言わない

あなたが僕に好きなだけ嫌味を言っても

僕はあなたに嫌味なんて 言ったりはしない

いつだって僕はあなたが怖いから


あなたが掲げるもの・言うもの・くれるもの、

いや、あなたという存在やあなたのこと全て

どれも穢らわしく匂っているから

何処までが一体真実なのか

最早僕に信じる術は無いんだ



僕は相当 狂ってる あなたより 変人だろうが

それは決して悪い意味とは限らない

ただし ある意味ではあなたより

ずっとずっと真摯である

お前よりは性格は 悪くは無いんだ

僕は 僕は 、





本能は素直である

愛情は真偽である

最初は最後である

其の眼は 嘘なんだろう

嘘なんか、吐かないでよ





僕はきっと 信じてる 等あなたには言う訳ない

信じる為の理由なんて何処にも無いから





あなたが僕に「死んでしまえ」と言うが

僕は あなたを 見返す事が出来ない限り

それは無理だね
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