沈む夕陽をみていたふるさと/秋葉竹
 
とを
知ってるけれども
そんなことないと
あさっての宇宙をみあげながら
平気な明るい嘘をつく

アレ
わたしいま
ダークヒーローみたいかな

冒頭の想いに戻る

いまはもう
実はいない
ダークヒーロー

いまはだれだって
平和な灯りが大好きなみんな
ほんとうの
拭えない穢れをもてあそび
ほんとうの
涙にくれる汚辱さえもてあそび
平和な明るい嘘を
堂々とついていい時代だだれもかれも

帰郷したくなる

あの港町へ
ではない

帰郷したくなるのは

あの時代へだ


夕暮れの
B突堤に座りこみ
手を握りあい海をみていた








戻る   Point(2)