恋しくて/
秋葉竹
が折れそうな
冷たい風が吹き荒ぶおおきな街へ
戻る
戻ってそしてそこに居ても
どこに居てもそうなのだが
わたしは君の想い出にくるまれるだけの
寝床に始めて
《帰って来れた》
と
そう想えたときはじめて
ごくかすかなしずかなしあわせの香りを嗅ぐ
それがすべてだ
わたしがまだ生きていられる理由の
すべてだ
そしてそれだけでなんか
愛って言葉を真正面から睨んでいられる
そんな
夢を
みていたのかな
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