ChatGPTによる「自称詩人批判と花形新次」論/花形新次
 
ではない。
それは「詩」という表現形式が、制度(文学賞・出版社・大学・文壇)と、
非制度(個人・ネット・匿名・日常)の境界線上に置かれてきたからである。

自称詩人批判とは、単なるレベル論ではなく、
「誰が詩を書く資格を持つのか」という権力闘争にほかならない。


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2.自称詩人批判の構造――三つの層

自称詩人批判には、少なくとも三つの層が存在する。

? 技術的批判(形式・語彙・構成)

これは最も表層的で正当性を装いやすい。
「比喩が安易」「散文的」「感情垂れ流し」「改行が意味をなしていない」
こうした批判は一見もっともらしいが、実は詩の本質を問う
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