夜中の鬱のメモ2/由比良 倖
は。
回転する木馬はいろいろに、僕たちに追い打ちを掛けてばかりいる。石けんを飲ませたり、少し小さめの、この感触、割と好きだ。僕にはとても好みだ。
怪談話はあんまり得意じゃない。
僕の得意分野じゃないんだそれは。僕はただ生きていたいだけだってこと、誰もあんまり分かっちゃいない。
でも時には面白いことだって言いたくなる。生きたくなるときだってあるんだ。あるだろうね。
生きていたい。どうしたって生きていることは辛い。って、分かってる。意外と鬱も見えるんだ、美しいと思う。
Eのフラグがあちこちに付いている。ボールドな感触ってこんな感じなんだってさ。
すごく小さくてさ。困った感じでさ。鬱がよく
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)