さんぜんとひとしずくのいっぱい/あらい
てた新聞、バランスを伴って。たくさんの指紋に曇り 真正面のあなぐらの心臓にとどめる 絵顔、倒れたポップコーンほど 無造作に 立てかけられた規則 正しく目を通したが
その土をかぶった木製のぼろぼろに契る破片
拘束彗星の同室。
たとえば
トリは(、)であるから――
がらがらに設けたちまたでは、 最後尾で惹き寄せる
あらしのなみ めを失い(げんふうけい
栞紐(spin) 円形に看ず、薄い口笛
無作為に貼られた迷子脅しの針で マグをくすぐる
年齢不詳の火の手、舌先にまとわり付く {
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