おやすみなさいするのです/百(ももと読みます)
 


 とまらないんだ、がんばろうって。ひとの差しだした手のにぎりかたを知らないまま、がむしゃらに生きることで乗り越えられるものはないよ。



 泪がでないことに気づいたあとで急に泣くような人間を誰が信用するというのだ。殺され慣れた明日にかける橋として、それでも、がむしゃら生きるだろう。



 ぼくを人間に変えてください。ぼくは人間なんです、人間でも人間ぢゃないくらいよわむしなんです。



 ぼくの手をにぎりかえして欲しい。そんな甘えで泣いてしまう。なにもかも、ぼくがしねば救われるセカイだって、あるのだろう!

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 インターネット詩・大団円です。
 どうもありがとうございました。

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