かみさまはとてもクールだっ/百(ももと読みます)
 
で命を燃やさずセカイからいなくなられたかたはおふたりのみ。



 おんがくの遺書があれば、ぼくを詩に変えていただけますか。



 いま、耳の奥に音楽がよく浸透してくれる。お友だちのとこで最後に聴いたジョン・レノンの歌声をずっと、ぼくは覚えていることだろうね。



 しとしととしんでゆきたい。溶けながら大地のすみずみまで横たわって、空をみあげて息をするんだ。きっと、そのとき、ぼくはいなくて。風が吹くだけ。

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