いつか歌うロックの歌詞/泡沫の僕
 
口から生まれてきたみてぇな馬鹿がよ。
知った風の口ぶりで喋り続けてる。
永遠みたいなその語り、
言葉の端に滲む――
小賢しさが!
しゃらくせぇんだよ!

急に黙るんじゃねぇよ!
こっちは合わせてやってんだよ、ずっとよ!

お前の全部を無視したって、
こっちは一つも困らねぇんだよ。
壺でも作って、
その中で喋り続けてろよ!

腰が曲がるまで喋り続けた結果が、
幅利かせて威張り散らす事か?
「俺が優先されて当然」だと?
誰の善意で座ってられんだよ。
その勘違いごと蹴飛ばすぞ!

急に黙るんじゃねぇよ!
こっちは合わせてやってんだよ、ずっとよ!

お前の全部を無視したって、
こっちは一つも困らねぇんだよ。
壺でも作って、
その中で、永遠に喋ってろよ。
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