真夜中の産物/ホロウ・シカエルボク
呼吸を繰り返すことが出来るのだ、つまりそれは完成度ではない、つまりそれはいかに多くのものを吐き出したかということでもない、つまりそれは幾つの言葉を使ったかということでもない、つまりそれは真夜中であったかどうかということなのだ、真夜中に目を見開くように、真夜中に耳を澄ますように、ひとつひとつの言葉をしっかりと発音するみたいに、並べることが出来ているかということに他ならないのだ、物事が静まり返る暗闇を待っている、だから俺は太陽の光について誰よりも深く感じることが出来るのだ。
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