なにがあっても幸せだって/秋葉竹
 


後悔なんて
ある訳ないと
嘘でもいいから
云い放ちたい

夕日の色が
街を侵して
ただ音も無く
夜になっても

僕らは酷い
世界に産まれて
僕らは奇跡の
出逢いを果たした
 
運命なんて
言葉じゃ無くて
痺れてしまう
ふたりの出逢い

息が止まった
命が震えた
時が止まった
世界が消えた

ただ生きている
この幸せに
涙が流れた
君と出逢えた



夜は凍てつき
人は悲しみ
嘘は暴かれ
地球は砕ける

信じられない
希いを聴いた
月がしんしん
音立て光る

いつまでこうして
いられるだろう
いつまで死ぬまで
ただ生きてゆく

さぁ闘いを
始めましょう
嘘をついても
幸せぶるため






戻る   Point(1)