誘い 蒼風薫/梅昆布茶2
を繋いだまま。縁側で
光の中で詩人の夢
雪国の君の
暖かさ
眼差している
空では星が
さよならのない毎夜の電話
眼差してくれるわたしは東京
わたしが切るまで切らない電話氷点下でも薫風の初夏も
廻って四歳また春が来たおしまいはないと
君は言う新幹線を待っている長生きしたいねと語り合う
邑輝唯史さまと
懐かしく語り合う
花野を二分するようにささやかな小川ガンsgsれている
書くべきでないこちらのその向こう岸がまばゆい
悪い夢を見た人たちが今朝エオ待てずに捨てに来る小川
好まない好めない幾つかからは解放されて枕とともに部屋へ
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