sすみれ日記 2017・10・28 蒼風薫/梅昆布茶2
懐かしい新宿高野のパーラーに君とゆきたい彩の国から
ハリボテでなくてわたしの本当を掬ってくれる叙情文芸
さくらさくら生まれて初めて見るように桜見ました今日も明日も
足元の夢見る町嬉しくて嬉しくて言葉言っとき捨てる
父さんが選んでくれたセーターを持ってゆけない春の箪笥に
入門書地元いてからの歌よりも無知だった君の歌が愛しい
たんぽぽんp帰路を見つけこの年も上着脱がせる光に気づく
もう聞くこともない君の口から言う『僕』と言う一人称
ちょうど今かなり見頃とわかってもわたしが『無理』と泣いて嫌がる
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