ピーナッツ・ガム(改訂)/
ひだかたけし
円を描き力動し続け
重ね重ね繰り返し
意志し自由に身を委ね
私の意識の向かいから
また内側から溢れる如く
黄金に充たされ光り輝き
ながら思考運動いつしか
縦刻み不断に打刻され
、
巨大な生命の形成力
無限に遠去かる地平へ向け
、
何が起ころうとも
それそれら
既に過去なる残響の
起こるべくして起こる物
次元異なる界から界へ
流出しつつ自らを
在らしめんとする意志に従い
意識の私の更なる過去へと遡行する
戻る
編
削
Point
(6)