思考待望/ひだかたけし
 

賭けて、萎れて、駆けて倒れて

何れ肉身の滅びの
訪れるからこそ

また動き突き破り
光帯の回廊の
何処迄も伸びいき

内なる貴女に
永久なる理念に

意識の橋を架け

自己活動を思考を
自己知覚しつつ

波打つうねりに
立ち上がる
その普き眼差しを

言葉へ生かし息衝かせ

  ☆

意識保ち体験しつつ彼女と向き合うこと、
そうでなければ理念の奴隷と化してしまう。

そうして貴女を自らの理想としていけば、
意識の私の人の内に新たな生命力を生み出す。














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