僕の言えない“ハロー!ピース!”/F (from send-ence)
どうしても言えない“ハロー!ピース!”を
惜しげもなく言っている夢を見た
誰がなんと言おうと夢でした
どうしようもなく夢でした
無邪気に“ハロー!”と言えない僕は
まともに挨拶すらできない若者とごちゃまぜにされたくないから
いつでも言える準備だけは
朝日が昇る度に間違いなくするのだけれど
その度に「じゃあまた今度。」と言葉を交わしたきり
何年も会っていない人達を思い出して苦笑いしてしまう
なんとなく
ただなんとなく
理由を追わずに宙を漂うのも悪くないかな
とそれこそなんとなく
だけどいざというときの
“ハロー!ピース!”の色だけは
青色に決めておこう
理由
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