満ちる月下(改訂)/ひだかたけし
 
白銀なる
柔らかな耀き放ち
天空の
まん真ん中、
真ん丸に縁取り
幾つもの
歳月を踏み響かせる

御前、この地に人を繋ぎ留め
いくいくの果て宙へと解き放つ 、

陽に身を預けたあの日から 何故か優しく微笑んで
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