とこしえかるま吸い寄せる/ひだかたけし
 
まっしろのしかいに
かるまぁあらまぁあ
ゆうひのすたるじぃ
ゆうべのみちなりそい

 原因に結果の還る行為のイメージ掴む
  迄に自らの意識から感覚享受を()に入れ
   私的感情好き嫌いを諦め排除し
  内鳴る思考生動に自分を集め明け渡せば
 熱狂幻滅創造破壊を繰り返す呪い解ける

ひのやってくる
まっしろいしきの
しかいめいもくし
ひたすらに
いのりにんしきへと

夕陽のノスタルジィ
斜光の仄かな明るみ

アクマの微笑み見る観る、
カルマの定めに従い

 ながらも又

抗う力すら自らに与えられて居ると

時の裂け目から瞬間の立ち上がり 、
変転変容あるのみの 永久なる光の大洋から




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