グラフィックデザート/e R i
 
しい信号の点滅がまぶたの裏でリンクする
全ての罪は確信犯、だからあの夜は甘えなかったのに
ワンピースからのびた手足がエロくて、包まれたカラタが欲しかった
なんて淡々と言うから、問いかけには全てキスを流し込んだ
流れおちる唾液にとかされた夏の太陽
残された暑さに、涙の軌跡
もう1度ってせがむ声はいつも以上に媚びてる甘さで
ねっとりとからめとった挨拶にほんろうされる指を
強く噛んで期待だけでいっぱいの心を覚ます
都合よく切り取られたフィルムディナー
ループする記憶の上でまじわる最中の
ほんの少しのごほうび

『グラフィックデザート』
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