Parallel(パラレル)/自画自計
 

忙しさで自分の事を忘れていた
愛や夢を置き去りにして

進んでいるようで落ちていく今日

延長戦を何度繰り返しても
代わり映えしない日々達が
僕を振り出しへと連れ戻す

あの日こみ上げた体温は
僕を突き動かせずにくすぶっているのか

すぐそばにあるはずなのに
確かめられずにいる

心に隙間を作るように体を休めてみる
なだれ込むのは明日への不安ばかり

混ざることも入れ替わることも許されず

ラッシュアワーの中で
隣り合わせの他人の様に
確かにそこにいる

あの日こみ上げた体温は
あなたがほほ笑む瞳の奥なのか

すぐそばにあるはずなのに
触れられずにいる
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