いつか別れの日が/
梓ゆい
会えることにありがたみを感じ
一日一日と過ぎる時間を大切にしよう。と
心の奥底から決意をした。
挨拶を交わすことが出来たとき
当たり前のことが何よりも幸せだ。と
感謝を込めて手を合わせていた。
何気ない会話の時間が大好きで
一緒の時間を共有出来ることが嬉しくて
笑顔でいよう。と前向きになっていた。
人はいつかいなくなる。
人はいつか死ぬ。
私自身がいつ死んでもいいように。
いつか別れの日が来る前に
私はずっと
そのことを忘れずにいる。
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