4月30日/梓ゆい
 
会えることが当たり前。だと
毎日を過ごしていたら
バイト先の閉店の知らせを受けて
その日から急激に
日々の時間の流れが速くなった。

(気持ちを伝えたい/離れたくない。)と
強く決意をした閉店日の前夜。
営業が終わり
少しだけ時間を貰って
ありったけの想いを震えながら伝えた最終日。

結果はダメだったのだけれども
後悔は無い。

「人を好きになる。という幸せが
私の中に残ったから。」
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