決定的第三者/浅い殴打
 

… … … …
僕の疑念から生まれたハートによると
彼女は、決定的第三者である。
詰まり
さんざん僕を翻弄しておきながらも
どこにもいやしないのだ。実存しない
それどころか、
彼女は僕の知っている人物、二人を
巧みに演じ分けていた。

いやいや
僕はもうお手上げである 
一体あなたのなにを信じればいいか。
彼女は非常に沈黙が上手である。
全てのコメントをほんとうは
綿密に練り、コントロールしているのではないかと
疑う。

霧が深まる夜には
口を閉じて
眠るに限る。

そうは言ったって、あなた
彼女はちぎれているから
愛おしいんだよ。
彼女の闇の
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