ぜったい/秋葉竹
 


眠りはすべてを忘れてしまえるんだと
灰色の鈍感な心まで折れちまってるんだと
彼女はそう泣きそうに
照れながら幸せなふりで笑ったから


陽気になれる薬のおかげで
いろいろあって楽しくなれるなら

世界はいつだってそんな色だろうし
宇宙は限界まで広がっているんだろうし
僕は生きていくためにだけでも
くっだらない嘘を
それこそ
吐きたくなるくらいの爛れるヤな嘘を
吐きつづけてきたんだろうけど
死にたくないからねぇ

吐き気を無視して
笑い飛ばしてやりたいと想うから

ハハ

なにをするべきかがわからないままだなんて
なんて優しいミステリアスな嘘なんだと想う

からだ

ちと
驚いた







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