あまりにも込み入ってだけど在りようとしては単純/ホロウ・シカエルボク
ようなものだ、在るのか無いのかわからないものだからどこまでも追いかけてしまう、それが一番はっきりと間近で見える場所はあるのだろうかってね、そんなことになにか意味があるのかって?さあね、意味の有無なんてどうだっていい、それに興味を抱いてしまったのなら、納得が行くまで追いかけてみるべきなんじゃないかって思うだけだよ…誰も彼も、そんな行為に意味を求め過ぎるよね、生きるためのナントカとか、自己をより高みに持っていくための手段だとか―書くことをそっちのけにしてそんな意気込みばかり喋ってるやつだって居る、でもそういうやつって、たいていいつの間にか居なくなっちまうんだよな、なにに一生懸命になっている?そういう…
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