地球最後の日に見るロマンの詩/鏡文志
地球最後の日は、地球最後のラーメンを食べる
いつものように、正気を乱すことなく日常を送る
それを決して馬鹿なことだなんて、思わない
言葉は吐かれ、胸に刻まれなければ
空気の中に消えていくだけだ
放心する人々、忘れていく人々
聞いていない人々 聴こえていない人々
覚えていない人々 覚える気のない人々
僕の帰る場所は地球でもなければ、宇宙でもない
僕の帰る場所は、いつだって自分の頭の中さ
足は最下位 銅が二番目で
いつだって、頭が一番最上位にあるものだから
地球最後の日? いえ、せめて自分最後の日にしてとお母さん
いえ、お母さん。これは私の欲です
地球最後の日に私は目先の欲よりも、自分の頭と正気を大切にします
それが私の、最大の欲
人間はいつだって、欲深い生き物だから
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