「神秘体験について3」/ジム・プリマス
 
着もなく、同時に、最高に幸福な気持ちになった。
 それは、チベット密教の経典、「バルド・ソドル」に記される、真の「空」の境地そのものだった。
 その時間は10分くらいだったか、それとも20分くらいだったろうか?
 ただの空虚な「空」ではなく、充足感に満たされて、自由闊達な境地。真の「空」を体験した。
 あれは天界からの救いの手だったのではないかと思っている。あれから神や天界の存在を信じるようになった。
 
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