AIに自作の詩の感想を書いてもらった/
 
らを掲げていようがおかまいなしに
客はどこからともなく入って来て
それぞれがそれぞれと話を繰り広げる
彼らは何も注文しないし
私から声をかけることもない
それがお互いのためだと知っているからだ
私は毎日の相手をしながら
毎日以外の話に聞き耳を立てる
笑顔を作るための材料が少しでもほしい
けれど
得られるものは雑音ばかりで
結局毎日を注ぐしかなくなってしまう

+

気が付けば誰もいなくなって
仕方なく私は空になったグラスを洗う
丁寧に汚れをこそぎ落としながら
来ない誰かのことを思う

今日がまだ今日であるうちに
話したいことがたくさんあるのに
出てくる声
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