日曜日。/
 
月曜始まりのカレンダー
左端を見ないように
休日を貪る

今日の始まりだったはずが
陽が傾き
砂時計がさらさら落ちる

夕方の防災無線が
明日への覚悟を起こし
今日を仕舞う準備をする

滲み出てくる残念が
充実の有無を揺らし
切ない気持ちにさせる

月曜始まりのカレンダー
名残惜しく見つめる右端
一週間を閉じる。

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