私の仮想敵、西野亮庵氏と、私の現代嫌いについて/鏡文志
 
で、ユーモア作品を作ろうかと思っている。

「笑顔を、笑う。幸福が二倍になって帰ってくる」
「牛乳の中にスーツとネクタイをつけたまま、入る。私は融けてネクタイだけ会社に向かう」
「音楽をナイフとフォークでくり抜く。とびきりのワインの登場だ」
「才能も雨に降られ、凡人として都に輝く」

まだ実験中のため、アレンジが足りない。それに動詞、受動詞、他動詞を混ぜこぜにするより、順番に並べるか、動詞一つにした方が綺麗な気もする。二番目のは、それが牛乳である必然性が見つからない。なんとなく思いついたという爪の甘さがある。三番目がまずまずで、他はよく考えたら全然鈍い。ダメなものダメな芸を見せて、それをどこがダメか批評しながら語り、理屈を披露する。そういうのを集団でやってみるのも面白いな。

嗚呼、どうしても集団に憧れてしまう。なのに私の周りには個人主義者、ゲーマー、アイドルヲタクばっかり! 現代が大嫌いだ。竹馬の友がいた時代に帰りたい。みんな自分が良ければそれで良いのかあ。
戻る   Point(8)