私の仮想敵、西野亮庵氏と、私の現代嫌いについて/鏡文志
今日もパソコン画面を相手に、老いた老人のように腰を歪め、片手でマウスを弄りながら、画面を物珍しそうに眺める猿のような私がいる。
ネット詩は個人主義の時代を象徴する独白のようで、その組織力不在の表現に、欧米化されていった日本を思う。
私は友達がいないから仕方なく、一人で安く出来る詩表現に甘んじているのであって、プロフィールに記載してあるように本当は、組織で作品を作ることに憧れているのだ。
良い組織というのが見つからない。どこへいってもリーダーに不満がある。
多くの団体のリーダーは、組織力を重視した協調性を持っている人間を立てない。個人で勝手に力を発揮している人間を立てて贔屓にして
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