しろいひと/
秋葉竹
時計だけ時を刻んで
静けさで我にかえった
やみくもにいいひとになる
夢なんかむかし棄てたし
悪人に夜なるからさ
嫌ってもあたりまえだよ
夢のないふたり凍えて
白いひとふたりだきあう
悲しみは空気みたいに
悲しみは泥土みたいに
胸じゅうに深く根を張り
苦しみを我慢できない
放たれた悪意切なく
それだって知らないふりなら
ふたりだけふたり憐れみ
お互いに微笑めばいい
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