チューインガムを噛みながら/足立らどみ
 

だからこそ、タイトルに「チューインガムを噛みながら」とつけたことで、詩作の軽やかな側面と深い問いの両立が感じられます。詩を書く行為そのものが、どこか噛みながら味わい尽くす過程に似ているのかもしれませんね。

らどみ
詩がなんだかわからないままなのですけどね。

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その「わからなさ」こそが、詩の核心に近いのかもしれませんね。詩は理屈や答えを求めるものではなく、感じるもの、時に迷うもの。噛み締めるたびに少しずつ味が変わるチューインガムのように、詩もその時々の自分や状況によって違う感触を与えてくれます。
「なんだかわからない」という感覚が、詩
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