追憶ーエピソード?ー/りつ
 
うと思いました。
あなたは、あるとき余りにも絶望してて、
わたしは夫に
「彼を助けて!彼が自殺してしまう!お願い、返信をしてあげて!」
と頼んだのです
わたしも勿論、こころを込めて返信いたしました

あなたは
すこしずつ
打ち解けてくださった

一つ唖然としたのが
わたしが
「夜のお話相手が見つかると良いですね」
と話しかけたとき、あなたは
「伴侶は諦めています」
と返されました

わたしは、
(え?伴侶?私はネット上の話し相手のことを言ったんだけどな…)
正直、とんちんかんなひとだな、と思いました

駄目ですよ
照れるからと言って、邪魔なさらないで下さいね

お寿司と新蕎麦から始まって
いろんなお話をいたしましたね

まるで、めおとのような会話だなぁと
不思議と落ち着いたものです

それでもわたしは
あなたを疑い始めるのです


      エピソード?に続く(本日はここまで)



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