そのたびにどこにゆくのだろうか/あらい
る、
懐かしいニオイがした。溜息ばかりは安堵に近づく
反応はすまい
潰れた時間みていた。やわらかな造本は程遠い拠点に まだ、を超えたころ身を焦がす、また間に合うかもしれない。挨拶代わりの戦犯にも基礎を敷く まだら模様の舟が薄い雲の、どんよりとした明かりが、適役は部外者であるから、
盂蘭盆より雲泥の差。しかしシンメトリで末尾に認め暖炉の前で とるにたらない包みを計算するほど。ほら、ところどころに欠伸を壊す雨、地下鉄に裸足で水没する、さりげなく怠け者の最近は、七支刀よりまたぎ追い打ちを、白色矮星、と女性はにこやかにこたえ、焼くような土、からだきした両腕で鵬翼が、灰色な紙
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