冬のうた/よるもと
はもうほんとうに終わり
空気に整列されるまえに線のようなもの紡がなければならない
まず火を焚いて
ぶつかるもの同士の情熱を思い出させなければならない
ここにいてはだめだ
暖炉を跳ねる雪だるま
ころがるシュガー・パンケーキ・ボーイ戻っておいで
子どものまま大人になってしまったのでした:エンディングをゆるせ
運河をひく獣たちもみんなみんなわたしのもとにかえっておいで
冬はいつでもカタいから仕方ないから
こすれて大爆発
みんなもっと喧嘩しなよ発火してルビーの角から
この味気ない大地を突き刺す痛みを与えて
大騒ぎしよう子どもたち
この世界はみんなきみたちのためにある
電飾も年
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