うつろう/よるもと
 
いきみのたましいもいつかどこかで
きっと会える信じている
電車のおともひびくひびく、我よ我よとかなでる
川からは水のしずくが一つ、ぽたんと落ち
自ずから手をくださないまでも、愛を届けたいと思っている
奥底になにもない
枯渇している夜を悩まなくてもいい
それらはすべて地球が代わりにやってくれている
そこにいるだけで輝く、あなたの軸が恋しい
とても美しい
みちしるべ、どうか絶やさないでほしい

めぐりめぐる、めまぐるしい日常のなかに
あなたたちの痕跡がはっきりとある、
うつしだして溶ける
悲しみの糧も、きっとどこか遠い泉からやってきていて
いつでもわたしを悲しくさせているのだな






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