分け放つ真理/あらい
に嵐が来るよ。しをん。こんな寂しいだけの途切れないフィクション。なすりつけるにはままならないで、柳は悠々と流れ、私という雪が溺れまいとした。
取り込まれて逃げられそうもない、球状の
読心術の裾が前にも、左右に開ける敷地では
たとえば あたためているように、鈴
と、名がつくりあげる動作/ジャムをぬる
遠まわしにかたまって
巧みな幽寂が(煤けて)
風刺画の一角にする
夜回り讃歌、山を喚べ
どれも設問する際に数時間かけて岩肌を結ぶと、
これら秋と春のあいだでよいものと切ったり
ほぼそれら心臓が不適当に叩いたり
青と黄の中間で減らされる
影絵のフィルターが漠然として
――宇宙(ソラ)をとぶ夢をみるよ――
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