N°/ryinx
}そうであるといい。きっと。使者たちや、
いつしかの居なくなってしまった仔等も きっと
どこかに、
そういう事にしよう
何のために
みんな いなくなる、
わたしはきえる
このせかいはきえる
けれども時間
の流れ、は
はやくて『RAIN』
雨、西から暗雲が近づいている
そうとも知らずに家を出る。
午後、小雨が、それで、目的地へ向かう途中で
喫茶店に入る。鞄から本を取り出して読みはじめる
注文したコーヒーがテーブルに置かれる。
{引用=窓の外 人はいない。
コーヒーを飲みながら、本を読んでいる、
なんだか文字が微妙にうねっている
マーブル、
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