球体より(強い光として)/らりるれろ。
 
と言う間もなく
家で潰える愛しさを知って しまう

死ぬ予兆すら しない身体 に
プリザーブド の施し をしてと乞う

球体で 寝転ぶことのみ許され
這って行く様相はプラタナスの 根。

互いの境界がないの なら ば
僕と君は 今も同じ人を
想える が しかし
知らない自由 も
知る喜びも 得られ ない 

漫才がない世なんて嫌だな
この想い 言葉 にしたく ない から

また夜空 を見上げ 友を作る
僕は 飛べなくていいから
そこまで 歩いてゆく  つもり


戻る   Point(4)