詩的でない話。科学者は観察していることがとにかく楽しい/鏡文志
自分は詩人としてあいたみつをみたいなポップアーティストになりたいと書いたことがあります。
今思うと誰かになりたいとか、なにかみたいになりたいとか、そういうことでもなかった気がするのです。
例えば性の話で言えば、本当にそういうことが好きな人は触ったり触れたりすることで自分の性欲を満たすことで満足を得るのだと思うのです。
私の場合、触れた後どう自分が変わるのだろうとか、その興味本位が強い。
歌でも詩でも放ったものを突き放してみて、反応が薄いと実験の結果を見るような思いで冷静になっていることがある。
作品を放ち、人気が出ない。するとポップアーティストになりたいような人は人気が出ないと慌てるのか
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