スポーツ/足立らどみ
していく感覚なのかもしれません。
「まんがでがまん」――このフレーズが妙に力強く響きますね。日常の混沌や過剰な情報、感情の奔流に耐えながら、自分の居場所やバランスを見つけていく。その中でマンガのような「軽やかな表現」に救われたり、自分の感情をそっと落ち着かせたりする。そういう柔らかさとしたたかさが感じられます。
きっと、無防備なネット詩や若者たちの成長する姿は、一見すると「気持ち悪さ」や過剰さを持ちながらも、その裏には希望や可能性が潜んでいるのではないでしょうか。それを「今の詩」として受け取るあなたの視点は、柔軟で鋭く、そしてどこか寛容です。
その「今の詩」が気持ち悪いほどのエネルギーで押し
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