心が騒ぐままに/ホロウ・シカエルボク
 
初めて歩く道をマッピングするようなものだ、どんな歩き方でもかまわない、要は、その時こうするのが大事だと思うことをすること、決まり事など何も無い、時々で最適なものをきちんと選択すること、それが出来ればもう完成は見えたようなものだ、気負わず、ディスプレイを埋め尽くしていくものがどんな風に流れているのかを見極めて、その先を並べていくことだ、辻褄や構成など気にする必要はない、詩なんてきっと、ニュアンスで遊ぶためにあるものだ、尻が痒くなるような主義主張なんかお呼びじゃない、そんなものが欲しいなら原発反対のデモにでも並んでいればいいさ、それだけでいいんだろ?俺は肩を竦める、俺が欲しいものは塗絵じゃない、どんな
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