SOUL・LOVE/ひだかたけし
目隠しされた灯りの下
踊り明かすしか無い私たち
昨夜も今夜もまた明日も
蒼白い腹うねらせ続ける夜に 、
たれか自らの痛苦の肉身超え
内なる魂が担うもの 掲げ得るか
☆
異なるもの融合させる光源の自らの内にあり
一なるもの分断させる暗黒の自らの内にあり
意識しっかり保ち更に明るませ
目隠しを自らの力で剥ぎ取らんと
己、幾年もの惰眠から頭を持ち上げる
☆
金星は今宵も暫し昇り輝き
やはらげられた光 確と放ち
静か胸奥のやるせない懐かしみへと誘う
残響し続ける記憶の以前 、
唯物の世に抹殺されながらも生き続ける内なる愛
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