♪とびきり甘い苺の魔法♪/鳥星
 
うか、と考えられると思う……あくまでも個人的な一見解だが、果たして――」

4時23分――代わる代わるLの形の疑問符を充電すると
 タイムマシーンと文字盤の数字が束になり
  悲鳴を抱えた蟻のあばら骨を貫通するかもしれない
誘蛾灯の瑞々しい神経網の煌めきを支える
 集合的無意識になった蜘蛛の巣状の夜露たち
  曖昧なリボンの紅蓮へ忘れさせたいことは
   唯一無二の音楽的な事情の集積
その通り、シャボン玉の蝶々だ
 (それも寝息を立てる北極熊の裏拳に攪拌されながら
 (壊れない令和の聖なる眼差しに恋をする――
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