THE GATES OF DELIRIUM。/田中宏輔
 


それは確かだ
(ラリー・ニーヴン『快楽による死』冬川 亘訳)

しかし
(ロッド・サーリング『免除条項』矢野浩三郎・村松 潔訳)

それを知ったのはほんの二、三年前だし、
(ハル・クレメント『窒素固定世界』7、小隅 黎訳)

それが
(イアン・ワトスン『エンベディング』第一章、山形浩生訳)

どんなものであるにせよ、
(レイ・ブラッドベリ『駆けまわる夏の足音』大西尹明訳)

そのときには、たいしたことには思えなかった。
(マーク・スティーグラー『やさしき誘惑』中村 融訳)
 


   *


『マールボロ。』


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