THE GATES OF DELIRIUM。/田中宏輔
 
葉、松浪信三郎訳)

愛もある限度内にとどまっていなければならない
(プルースト『失われた時を求めて』第四篇・ソドムとゴモラ?・?、鈴木道彦訳)
   
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 平和とは黙って愛することだろう。だが、意識があり、人格がある。つまり語らねばならない。愛することが地獄になるのだ。
(カミュ『手帖』第五部、高畠正明訳)

地獄というのは、奥さま、もはや愛さないことなのです。
(ベルナノス『田舎司祭の日記』三野博司訳)

 どんな愛にもそれなりの深い悲劇があるということ、それはしかしもう愛さないということの根拠ではない。
(ヘッセ、一九〇三年六月二十一日付のチェス
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