羊たちの叫び/鏡文志
。下のものには容赦なく振る舞います。もし、一ミリでも僕に考えでもさせる人間を見つけたなら、容赦なく命を奪います」
「私を考えなくさせて、私を考えなくさせて。そうすれば貴方に大切なものをなんでもあげるから。そして生まれてくる赤ん坊に教えることも、私にはこの世で学んだ考えなくさせるアイデアでいっぱいよ」
世の中は羊たちにおっぱいを与える母親と、飼育上手な父親でいっぱいです。同志なく、仲間と友達でいっぱいの国で羊たちが輪を描きながら、考えないためのアイデアを今日も毎日共有し続けておりましたとさ。
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