パーフェクト・ワールドはなにもかも未定/ホロウ・シカエルボク
込んだ分目に見えて現れる結果というものがある、詩には答えが無く、常に迷宮を彷徨う覚悟でないと一日たりとも過ごすことは出来ない、まるで逆だ、それがとんでもなく心地いいのだ、まるで違うものを知ることは、その両極にとって良い結果となる、両方の在り方が理解出來て、両方に夢中になれる、俺は特に無茶苦茶したがるタイプだから、気分が変わってちょうどいい、支流はたくさんある方がいいと誰かが言ってた、それはそのまま視点という意味だ、眺めのいい場所だけに生きていると、下界でどんなことが起きているかはわからない、下界で道を這いずってばかりいると、眺めのいい場所を知ることは無い、ならば時々どちらかに出掛ければいい、そうす
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)