パーフェクト・ワールドはなにもかも未定/ホロウ・シカエルボク
デビッド・ボウイかなんか…少しの間サローヤンを読んだ、四十ページくらい読んで一旦閉じ、そう言えば最近読書なんてあまりしていないなと思った、昔裸眼で読めていた文字が、近頃は眼鏡をかけて、そこにはね上げ式のルーペグラスを被せないとほとんど見えなくなったせいもある、なのに視力は二十年前とまるで変わっていないのだ、それが歳を取るということなのだろうか?面倒なことが増えていくのかと思うけれど、俺にはそれほど老いたという認識はない、まだ…二年前から懸垂を始めて、まだあまり回数はこなせないけれど、筋肉量は人生で一番多くなった、肩が痺れるようになって、針医者に行ったときにいろいろとアドバイスを貰った、「前の筋肉は
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